アナイアレイション -全滅領域 - をNetflixで観たよ。感想

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朝に起きたいのに夜眠れない。

どうも、ふぁるこぉんちゃんです。

僕はそこまで映画を頻繁に観る人間ではないのですが、せっかくAmazon PrimeやNetflixにお金を払っているので、これを機に観ていこうと思いまして。

先日はAmazonでフォレスト・ガンプを観た記事を書きましたが今回は

『アナイアレイション -全滅領域 - 』

を観ましたのでまた感想を書いていきます。

アナイアレイション -全滅領域- | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

ネタバレは極力おさえていきます。

アナイアレイション 感想

友人から

「ミストみたいに知性を感じられる化物が出てくる」

と聞いて、僕は

(ミスト観たいけどアマプラにもネトフリにもないからアナイアレイション観よ!)

てなりました。

ちなみに僕はミストについて、なんか霧っぽいっていうことと、化物が出てくることしか知りません。

様々な未知への恐怖があった

全滅領域ということで、主人公たちはエリアX(通称シマー)という領域に向かいます。

そこで先程書きました、未知なる化物との遭遇による恐怖もありました。

しかし恐怖の種類はそれだけではなかったです。


シマーという領域の中にあるものは、DNAなどの情報が歪められます。

作中の現在でシマーと呼ばれる場所も、むかしは普通の環境でした。

灯台から発生したシマーが徐々に広がり、森林一帯を囲んでしまえる以上になりました。

シマーのなかにいる動物や植物の情報が歪められています。

そしてそれはシマーの中に入った者にも同様の影響をもたらし、人体も例外ではありません。


主人公たちはシマー内の調査に向かうのですが、その前にも調査隊が向かっては帰ってくる者はいない、という状況。

しかし主人公たちのひとつ前の調査隊がシマーに入ってから、ひとりだけ出てきた人がいました。

その人物は主人公と関わりのある人物で、そのことが理由で主人公はシマー内に入ることを決意します。


主人公たちが調査を進めていくと、前調査隊たちが残した映像を見つけます。
そして前調査隊で起こった出来事や人体の変化を目の当たりにします。

主人公たちの身にも当然、シマーの影響がおとずれないはずもなく人体と精神を蝕みます。


化物との遭遇や人間同士で描かれる肉体的恐怖。

アナイアレイションという作品を観ていて想像してしまう、精神的恐怖。

未知なる存在や超自然的な人体の変貌を中心とした理解することができない、未知への恐怖。


作品を観ていて、怖さを感じるシーンは何度もありました。

そのどれもが似た恐怖の煽りはなかったです。

画面を注視していられない! と思ったり、逆に怖いのにどうなるのか気になって画面を見つめてしまったり。

いろんな怖さの感じさせかた、感じかたがあるのだなぁ、と震えながら思っていました。

くどくなく、テンポがいい

没入感があるお話で、ストーリーのテンポも良く最初から最後まで飽きることなく観られました。

ただちょっと気になったところもあります。

進行は

シマー外(過去か未来)→シマー内→シマー外(過去か未来)→...

となっています。

この時間軸の変化が気になりました。

シマー内の出来事にのめり込んでいるときにシマーの外の話である過去編が挟まれるわけです。

僕はそんなことなかったのですが、

現実に戻される人もいるんじゃないかな? と思いました。

過去編はシマーの外の話であり当然、シマー内のような幻想的な世界ではありません。

ストーリー的に必要ですし、悪い! ということはないのですが。

一息吐かせて観てしまうにはもったいない作品ですので、これから観てみようというかたは作品とシマーの世界に没頭していただきたいです。

番外

ここからはアナイアレイション自体とは関係のない話です。


Netflix作品ってレベル低そう

っていうね、失礼な誤解をしていましたが、アナイアレイションを観て考えを改めさせられました。

誤解していた理由を書くと僕の性格の悪さが出てしまうのですが。

動画配信サイトの作品ってアマチュアの娯楽みたいな感じじゃないの?

っていう思い込み。

Netflixの作品だからどうこう、なんてことはあり得ないんだなと実感しました。

Netflixさんは制作費に大量のお金を投入しているという話もあります。

他の映画作品と同じで面白いものもあれば面白くないものもあるし、人の好みによって好き嫌い決まる。

冒頭にも書きましたが、せっかくNetflixにお金を入れていることですし、Netflixでしか楽しめない作品も積極的に観ていこうと思ったのでした。